力だめし理科の43回目は天気からの出題です。
(1)天気図の順番を答える問題
まず、低気圧と前線に着目します。
天気は西から変化しやすいので、低気圧と前線が一番西にあるBからAとなり最後にCとなります。
(2)①前線をともなう低気圧の問題
・風向きについて
低気圧は周りよりも気圧が低い部分です。
一番低いところに向けて高いところから風が流れてきます。
また前線の向きに従って風が流れますので、イを選びます。
・雨が降っている地域について
前線の前後で天気が変わります。
温暖前線がとおる直前、寒冷前線がとおった直後の部分を選びます。
ここではウになりますね。
(2)②雨の降る時間と強さについての問題
直前の文に「雲が水平方向に広がる」とあるのがヒントになります。
雲の厚さはそれほどでもなく、広範囲にわたるわけですから、降る時間は「長く」、雨の強さは「弱い」となります。
(3)①気圧(hPa)を答える問題
社会の等高線と同じ解き方です。
太い等圧線をみると、980,1000,1020となってます。
その間には4本の等圧線が引かれていることが分かりますので、等圧線は4hPaごとにひかれています。
P地点に一番近い太い等圧線は1020です。
Pの近くには低気圧がありますので、1020より低いと考え1020-4-4=1012(hPa)となります。
(3)②天気の記号と雲量を答える問題
天気図記号と雲の量の関係は覚えておきましょう。
くもりと晴れの記号を逆に覚えてしまう生徒がよくいましたよ。
くもりは二重丸の記号なので、この記号は「晴れ」です。
(4)空気1m3の水蒸気量を求める問題
飽和水蒸気量を湿度100%と考えましょう。
18度の飽和水蒸気量15.4g/m3の45%を求めます。
15.4×45÷100=6.93となるので、小数点第2位を四捨五入して6.9gとなります。
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