中学2年生の数学を教えてきました。
学校では、図形のところを習っているようで、二等辺三角形や正三角形、平行四辺形の性質について学んでいるようです。
図形のところでは、角度や長さを求める問題が出題されますが、そのほかに三角形の合同条件を用いた証明問題も出題されます。
計算問題とは違い、文章も書かなければならないので、図形の証明問題は苦手という生徒を数多く見てきました。
今教えている生徒も、証明問題の解き方が全然わからず、ワークなどの問題も出来ないでいる状況でした。
生徒から話を聞いてみると、証明の最初から何を書いたらよいのか、全然わからないそうです。
最初のところでつまづいているようなので、まずは、教科書の例題やワークのA問題(基本問題)について、徹底的に型にはめて考えさせました。
型といっても、複雑ではなく、このような簡単なものです。
△___と△___において、
____=____( )
____=____( )
____=____( )
よって、
___________________
がそれぞれ等しいので
△___≡△___
したがって、
___=___
下線部には文字や合同条件を、カッコのところにはそうなった理由を記入させます。
生徒に2,3問解かせてみたら、なんとか理解してきたようです。
まずは証明に慣れてもらわないと。
中2の図形の範囲では、証明問題がずっと出題されますし、入試にも必ず出題されるところなので、何度も練習して理解してもらいたいですね。
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