高校生の生物を教えてきました。
高校の生物は、生徒の要望があれば、アドバイスしますが、必ずしも全員の生徒からではないので、毎年高校生に教えてはいません。数年ごとにあるかないかの頻度です。
それで、久しぶりに教えてみたのですが、困ったことに、教科書の改訂があったらしく、今まで使用していた参考書では対応できなくなっていました。
今回、生徒に教えたところは、遺伝子とDNAの範囲です。
DNAの構造のところでは、私が持っている参考書には、ヌクレオチドの説明は
となっています。しかし生徒のワークでは、
塩基+デオキシリボース(糖)+リン酸
となっており、「五炭糖」の語句は見当たらなくなっていました。
その代わり、あまり覚えることがなかった4種のヌクレオチド
デオキシアデニル酸(dAMP)
デオキシグアニル酸(dGMP)
デオキシシチジル酸(dCMP)
デオキシチミジル酸(dTMP)
を答えさせる問題が出ていました。
このほかにも、血液凝固のところでも変化がありました。
凝固のしくみは、ほとんど同じなのですが、新たに「繊溶」の項目が追加されており、私が持っている参考書では、太刀打ちできませんでした。
教える内容も、知らず知らずのうちにアップグレードされているんですね。
生徒には、教科書も持参するように念を押したのは、言うまでもありません(*_*;
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