民報チャレンジ国語の23回目は、第19回目と同じく、池内了(いけうちさとる)「現代科学の歩きかた」からの出題です。
(3)を1問追加しただけで、ほかは第19回の時に解説しましたので、(3)以外の解きかたは、(2)は19回の【二】、(4)は19回の【三】、(5)は19回の【四】を見てください。
ここでは(3)の解き方だけ解説します。
(3)動物の寿命について
問題中の文章は、言い方を変えているだけで、本文と同じ内容です。ですので、どこの内容を言い換えているのかが分かれば、そんなに難しくありません。
1.本文中の語句を用いて三十字以内で書く
「すべての動物は、~」で始まっていますので、本文の囲まれた部分の最初の文「それとともに、すべての動物は、~」に対応していることがわかります。
「それぞれ異なった時間周期で脈拍を打っているから異なった歩みの時計を持っており、異なった物理時間」の部分を30字以内にまとめます。
「異なった時間周期で脈拍を打っているから、異なった物理空間」というような解答になります。
2.漢字四字で抜き出して書く
「約十五億回の脈拍で時間を数える」ことを四字で抜き出します。同様な部分が囲まれた部分の真ん中あたり「すべての動物が生涯のうちに打つ脈拍の数は共通して十五億回なのである。~これを動物の「固有時間」と呼ぼう。」とありますので、「固有時間」を抜き出します。
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