民報チャレンジ(国語12)論理的文章

国語の12回目は、上條隆志(かみじょうたかし)著「『だれが原子をみたか』を中学生と読む 文化としての物理学へ」からの出題です。

 著者が中学生達と続けている、週1回の放課後の物理の輪講の会を通して、中学生の「理科離れ」についての対策などを述べています。

(1)適切な言葉を入れる

A「一字一( )」

 「字」を入れたくなりますが、回答欄に直前の漢字を入れるということは、まずありません。「句」がはいります。意味は、「一つの文字と一つの語句」。

「一字一句もおろそかにしない」という使い方はよくつかわれるので、覚えておきましょう。

B「どれが( )でどれが従か」

 「従」と対になる語句です。社会の歴史で、鎌倉幕府の「主従関係」あたりが連想できれば、「主」が入ると分かります。

(2)「そう」の指していることを書く

 2段落目の中学生の「えらい科学者が考えても難しいことを、中学生が考えても分かるはずがありません。」という発言に対して、著者が答えているので、中学生の発言を「~こと。」で40字以内で書きます。

「えらい科学者が考えても難しいことを、中学生が考えても分かるはずがないということ。」

(3)本文中から30字以内で抜き出す

 「感想的なもの」にあてはまる部分を、本文から探します。次の段落も同じ内容が続いていますので、まずは次段落の中から探し出してみます。それでも見つからなかったら、別の段落から探します。

 次の段落に、「目立つ言葉や文だけを見て、その印象で判断・解釈してしまうこと」が「感想的なもの」に該当しますので、ここを抜き出します。

(4)一文を探し、最初の五字を抜き出す

 筆者が「推測」しているという部分がヒント。必ず「推測」に該当する表現が本文中にあるはずです。ここをまず探します。すると、2段落目の真ん中あたりに、「おそらく~であろう。」という一文が見つかります。

最初の5文字「おそらく多」が答えです。

 ちなみに、第3段落の「ぼくらも同じように、間違いを恐れずに自分で考えて、誰もが対等に議論し合っていいんじゃないだろうか。」のような「~だろうか。」という終わり方は、「推測」している部分ではないので注意しましょう。

(5)「拒否」「証拠」「勇気」の言葉を用いて説明する

・「拒否」の語句がある場所
第1段落「自分で考える事の拒否

・「証拠」の語句がある場所
傍線3の段落「それも感想的なものではなく、客観的に証拠を挙げること

・「勇気」の語句がある場所
最後の段落「物理学が分かり、それを楽しみ、そして自ら考える勇気を持つには、

これら3つを、「どのような態度」から「どのようになること」かをまとめていきます。
「どのような態度」
→「自分で考えることを拒否する態度」

「どのようになること」
→「客観的に証拠を挙げて話し合うことで、学ぶことが分かり、それを楽しみ、自ら考える勇気を持つようになること」

この2つを組み合わせて、
「自分で考えることを拒否する態度から、客観的に証拠を挙げて話し合うことで、学ぶことが分かり、それを楽しみ、自ら考える勇気を持つようになること」となります。


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