民報チャレンジ国語の9回目は、今井むつみ著「ことばの発達の謎を解く」からの出題です。目に見えないことばの意味、今回は「愛」という言葉ですが、その意味をこどもはどのように理解することができるのか、ということについて述べられています。
【一】と【二】は漢字についての問題ですので省略します。
【三】理由を30~40字で答える
「ここにあるわ」というサリバン先生の答えについて戸惑った理由なので、線部②の5行後の「ヘレンは、このときにはまだ、・・・知らなかったのです。」までのところを字数以内にまとめます。
ただし、線部②の3行後の「なぜ、サリバン先生は『愛』を具体的に示してくれないのだろう、」というところは、線部②のあとで、サリバン先生が首を振り続けた行為に対してのヘレンの考えであり、線部②の「この答え」に対応した行為ではないので、答えに書かないようにしましょう。
【四】適当なものを選択
線部③のあとの、「でも、定義を返せるということと、『愛』の意味がわかることは違います。」のところが作者の言いたいところ。そのためにロボットの例を出したので、
ウの「『愛』の意味を尋ねた人が十分に満足できるような返答をプログラムするのは困難であるということ。」が正解となります。
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