民報チャレンジ国語の2回目は、鈴木孝夫「ことばと文化」からの出題です。
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ここから解説です。
(1)接続詞の選択
A
前の内容・・・机とは何か→「・・・平面を確保してくれるもの」
後の内容・・・上で何かをする平面はすべて机というわけではない。
前と後では、反対の内容を述べているので、エ「だが」が入ります。
B
前の内容・・・人間の視点を離れる
後の内容・・・猿や犬の目から見る
同じ内容を詳しく説明しているので、ア「たとえば」が入ります。
(2)
同じような部分を前半部分から探します。
「~できない」と書かれた本文は
・「ことばだけが、ごろごろしていたという意味ではない。」
・「まるで鶏が卵を生むように作り出すということでもない。」
などしか見つからず、下線部の内容と全然違います。
それならば、逆に「~できる」と書かれた本文を探します。すると
・「世界の断片を、私たちが、ものとか性質として認識できる」
だけ見つかります。文末を「~できない」とすれば、下線部と同じ内容になるので20字以内でまとめましょう。
(3)
35字「以内」で抜き出すので、難しくなっていますね。前後の文の関係から、「机」「素材」「性質」に関する部分を、後半から探します。
候補としては、
1.後半3段落目「机を形態、素材、色彩、大きさ、脚の有無及び数といった外見的具体的特徴」
2.後半4段落目「人がその上で何かをするために利用できる平面を確保できるようなもの」
3.後半4段落目「ほぼある一定の範囲内での形や大きさ、材質など」
などが挙げられると思います。2.は性質について触れられていないので、×。3.は字数が問題に合わないので×。よって1.を選びます。1.の後の部分も下線部の後の部分と似た内容を述べていますね。
(4)
最後の段落で、「このようにことばというものは・・・」と述べていますので、この段落の内容を「~力」で終わるように字数内でまとめます。
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