理科の問い3、音の速さを求める問題について考えてみます。
音の速さは、空気中で約340m/sということは学んでいるはずなので、それに近い値が出なければ、計算が間違っているということも頭の中に入れておきましょう。
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小学生の算数で、(速さ)=(道のり)÷(時間)という式を学んだはずですので、この式にあてはめて考えます。
ただし、文章の内容をよく読まないと、あてはめる数値を間違えてしまいますので、この場合の道のり(距離)、時間(測定結果)は何かを理解することが、ポイントとなります。
まず、道のり(距離)から考えます。校庭の位置Cから手をたたいて、校舎から反射音が聞こえたので、たたいてから聞こえるまでの道のり(距離)は、
88.0(m)×2=176.0(m)
になります。これを連続して10回たたき続けたので、
176.0(m)×10=1760.0(m)
これが道のりの部分になります。
次に、時間について考えます。問題文には測定結果は10.4秒とあるので、これをダイレクトに入れてしまえばいいのではないか、と思いますが、問題文をよく読んでみると、「聞こえてから手をたたく」までの時間も10.4秒の中にカウントされています。
「たたく」⇒「聞こえる」と「聞こえる」⇒「たたく」の時間は等しいので、10.4を半分、すなわち2で割った5.2秒が時間になります。
よって、道のり1760.0mを時間5.2秒で割ると、
1760.0÷5.2=338.4..
となるので、小数第1位を四捨五入して、338m/sとなります。
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