連立方程式だけでは不安だと思う人向けに、2次方程式の分野からの問題も出題してみます。
ただし、入試本番までの期間は短いので、たくさんの問題は出せません。
ご勘弁ください。<(_ _)>
さて、入試の過去問で2次方程式の分野が出題されたのをまとめてみると、
平成18年度 カレンダーの数
(平成20年度 連立方程式からの出題)
平成22年度 花だんの面積
平成24年度 水の体積
平成26年度 連続する数
平成28年度 厚紙の面積
・・・となっています。
数⇒面積⇒体積⇒数⇒面積という過去の傾向からすると次回は
平成30年度に体積の問題
という予想ができますが、あくまでも予想なので、はずれることもあります。
そこで、「平成29年度は連立方程式がでるという予想ははずれる」と思っている方向けの対策問題として、今回は数についての問題を考えてみました。
問題(★★)
連続する3つの自然数がある。
小さい方の2数の積の3倍は、大きい方の2数の積の2倍より84大きい。
このとき3つの自然数を求めなさい。
解法のポイント
連続する数ですが、連続するのが正の整数(自然数)だったり、偶数だったり、奇数だったりとさまざまなパターンがありますが、
3つの連続する数なら
x-1,x,x+1 または、
x,x+1,x+2
3つの連続する偶数なら
2x-2,2x,2x+2 または、
2x,2x+2,2x+4
3つの連続する奇数なら
2x-1,2x+1,2x+3 または、
2x+1,2x+3,2x+5
のように考えて問題通りに式を作成します。xの範囲に注意して解を求めます。
その際、展開の公式や因数分解の公式に従って計算しますので、公式は必ず暗記しておきましょう(^^)/
[ads_code_5]
コメント
コメントはありません。